評価を上げるためのポイント

新米看護師にとって悩みの種の1つとして、職場の評価が挙げられるでしょう。新人のうちは覚える業務が多く、薬や処置などに戸惑うことも多いです。一度や二度ならば、新人ということで大目に見られますが、何度もミスを繰り返してしまうと職場の評価が下がり、業務を任せてもらえなくなったり、失敗を恐れて業務に支障をきたしたりする恐れがあります。そうならないためにも、職場や人間関係で気を付けるポイントを押さえておきしましょう。

まず、誰にでも挨拶することです。人間関係の基本は挨拶であり、先輩や同僚、患者やその家族と良好な関係を築くためにも欠かすことはできません。出勤したら、まずは明るく元気に挨拶するようにしましょう。出勤時間ギリギリの滑り込みや遅刻はもってのほかです。時間的に余裕をもって出勤し、業務の引継ぎや準備などを行います。

また、仕事への姿勢も大切です。患者の脈拍を計ることが多いため、腕時計をしておくと良いでしょう。腕時計は、秒針のついたものがおすすめです。そのほか、大事なことをメモする時やカルテの記載に重宝する3色ボールペン、訂正などに使用する印鑑も携帯しておくと業務をスムーズに行なえます。

医師や看護師、そのほかの医療従事者の関係もしっかり把握しておきたいものです。医療は、個人で行うものではありません。さまざまな部署が連携し、患者の治療に取り組みます。早めに関係性を汲み取って、自分の立ち位置を把握するように努めましょう。